連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年5月19日土曜日

梅ちゃん先生 第42回 あらすじと感想(5月19日放送)

第42回『愛のから騒ぎ』あらすじ

梅子が暗い表情をして歩いていると幼なじみの安岡信郎が話しかけてきた。
「どうした?浮かない顔をして…あの医大生とケンカでもしたか?」
「松岡さん?ケンカなんかしてないわ」
「じゃあ腹でもくだしたか?」
「あのねぇ…私は、ノブなんかにはわからない高尚なことで悩んでいるの!」
「ああ!そうかいそうかい!そりゃ大変だ!」
「・・・ノブ、おじさんに似てる(笑)」
父・幸吉と似てると言われ信郎がショックを受けると後ろのトイレから幸吉が出てくる。
「さっぱりしたなぁ~!(嬉)」
されにそこへ松岡が現れた。
「梅子さん、ちょっとお話があるんですがいいでしょうか」
松岡と梅子は康子の店に向かう姿をみながら幸吉が嬉しそうに笑った。
「くっくっく。『梅子さん、ちょっとお話があるんですかいいでしょうか?』だって!
梅ちゃんも色気づく年頃か!?カッカッカ(笑)」
信郎は下品な笑いをしている幸吉をさげすんだ目で見ながら似てないと呟いた。

― 康子の店で松岡が梅子にいきなり質問をした。
「先日、伊東に婚約者がいると言った事はマズかったんでしょうか?」
「…弥生さんは伊東さんの事が好きだったんです…でももういいんです」」
松岡は梅子が伊東の事が好きで傷つけたと思ったと胸を撫で下ろした。
「松岡さんて…不思議な人ですね。気が利かないと思ったらそうじゃない所もあって…なんていうか優しい」
その様子を見ていた康子が2人の座ってるテーブルに映画のチケットを二枚置いた。
「映画、2人で行ったら?」
松岡と梅子は、突然の康子の提案に顔を見合わせた。

>梅子が男性と映画に行くには初めての事でした。
松岡と梅子は映画館に入るが観たい作品が2人で異なっていた事に気がついた。
「まさか、これを観るつもりですか?」
松岡が恋愛映画を観ようとしていた梅子に信じられないと言った表情で尋ねた。
「・・・松岡さんもこういうのを観ないと。だから女性に全然気が利かないんです!」
「でも、さっきは僕に優しいところがあるといってくれたじゃないですか」
「取り消します」
「…じゃ、お互いの観たいものを別々に見ますか。それが平等でいい…」
そう言うと松岡は、さっさとアクション映画の入り口へ消えていった。
すると慌てたニューオリンズの支配人である久保田が梅子に気がつき話しかけてきた。
「きみ!あかねちゃん、知らない!?もうすぐ出番なのに…」
梅子は、あかねの事が気になり、映画を観ずに陽造の家に向かった。

― 梅子は陽造の家の前にいるあかねを見つける。
久保田の話を伝えた時、戻ってきた陽造と竹夫と鉢合わせなった。
「…なにか用事があって来たんじゃないんですか?」
あかねがそのまま帰ろうとしたので竹夫が尋ねた。
「・・・私、結婚する事になりました」
「・・・え?」

中島と言う金持ちの男性で良い人だとあかねは竹夫に笑顔で伝えた。
「これまでいろいろとお世話になりました」
あかねが頭を竹夫に向かって下げると竹夫は呆然としながら応えた。
「…おめでとうございます」
「…じゃあ。さようなら」
あかねは、笑顔で竹夫に挨拶すると店に戻って行ってしまう。
「いいの?…竹夫兄さん!」
「…彼女が幸せになるならいいじゃないか」
後ろ姿をみつめながら竹夫が梅子に答えた。

― ドシャ降りの中、建造が家に帰ると竹夫が座っていた。
建造に竹夫は食料を持ってきただけと説明し玄関に向かう。
「お父さん…闇米を食べようとしないそうですね?…バカな事はやめてください」
「…バカな事だと?」
「あの亡くなった判事さんは、食管法に違法する人を裁く立場だからこそ自分がその法律に違反する事は出来ないと思ったんです。お父さんは医者でしょ?患者を助けるのが仕事じゃないんですか?お父さんがちゃんと食べる物を食べて健康じゃなきゃ患者を助ける事はできないんじゃないんですか!?そうじゃないんですか!?」
「理屈ではそうだ」
「理屈もへったくりもあるかぁー!!!」
「親に向かってなんだその口の聞き方は!!?」
「変な意地を張って家族を心配させるのもいい加減にしなさい!…くだらないを張って引くに引けなくなる事が僕にもあります!」
「お前と一緒にするな!!」
「…一緒にしますよ。親子ですからね…あなたは家族の為にも患者の為にもちゃんと飯を食う義務がある!いいですね!お母さん達にもう心配をかけないでください!」
竹夫は雨が降る中、傘もささずに帰って行った。
その夜、建造は配給された物以外の食べ物(カレイの煮物)を口にするのだった。
>建造の闇米拒否の一軒は解決したようです。
>でも梅子は竹夫とあかねのことが気になりスッキリしないままでした。

『梅ちゃん先生』第42話の感想とレビュー

感想としては竹夫が相当熱くてかっこよかった!です。『梅ちゃん先生』ベスト3に入るくらい面白い回でした。竹夫役の小出恵介さんの演技っていいですよね。「仁-JIN-」も熱い侍役でしたし熱い役が似合います。…でも『のだめカンタービレ』の真澄ちゃん(オネエキャラ)もそういえば良かったけど(笑)
その竹夫兄さんとあかねさんの恋愛模様が気になりますが、予告で高級車に乗っていたのはあかねさん?・・・本当に結婚してしまうんでしょうか。公式サイトにはネタバレしてある可能性が高いので私は見ませんが・・・非常に気になります。うう・・・知りたい!
竹夫兄さんの半ば八つ当たりとも言える建造に対する説教ですが、本当にググッと着ました。もうね、竹夫が「へったくりもあるかー!!」って叫ぶシーンなんて鳥肌ものですよ。
ただ、竹夫のシャウトの仕方がガンダムでよく見る叫び方に似てた(笑)
それと梅ちゃんが「取り消します」って松岡にキッパリ言ったシーン、フニャフニャしてない子になってきたなぁと成長を感じました。ただ、弥生の伊東への恋心をあっさり暴露したりして相変わらず、口が軽すぎ(笑)

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