連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年8月16日木曜日

梅ちゃん先生 第118回 あらすじと感想(8月16日放送)

第20週『親ごころ-第118回-』あらすじ(ネタバレ)

「店のためを思って買ったのにィィー!」
テレビを買った事を妻・康子に反対され、和也は悔しがる。
「じゃあ聞くけど…テレビがあったら宝来軒から客取り返せるのかい?」
康子は宝来軒が流行っているのはテレビがあるからだけではないと説明し、メニューについて面倒くさがって相談にのらない和也を批判した。
そしてテレビのコードを手に取った。
「これ、貰っとくよ!…文句があんだったらね~力づくでとってみな!」

その夜、TVが原因の康子達夫婦ケンカの一部始終を梅子は皆に話した。
「康子さんはコードを返さないって言うし、和也さんは返品しないって言うし、膠着状態」
「…またテレビの話か…くだらんな。信郎君もそう思うだろ?」
建造が信郎に同意を求めてきたので信郎は慌てた。
「え?…ああ、まったく下らないですね(汗)」
すると夕食に来ていた竹夫が建造に意見をする。
「お父さん、お言葉ですが世の中はどんどん変化しています。テレビはその変化の象徴でしょう。それを否定するという事は世の中の変化を否定する事になりませんか?」
「変化がそんなにいいのか?昔のままじゃ駄目なのか?」
「医学だって変化したり進歩したりしているんじゃないんですか?」
「それとテレビを一緒にするな!もういい、テレビの事で議論するなどばかばかしい!」
「…分が悪くなるとそうやって議論を打ち切る」
「なんだと?」
芳子と野島静子が間に入った。
「竹夫、お父さんにそんな口の聞き方…」
「すみません…今日注文の行き違いで、少し揉めてこの人虫の居所が悪いんです」
「関係ない!」
静子の言葉に竹夫が大きな声で否定した。

下村家を出ると竹夫は静子に謝った。
「いや、すまない…」
「テレビの事でケンカするなんて…」
「わかってる、俺もまだまだ未熟だ」
「というよりは似た者親子なんじゃないの?だからついケンカしちゃうのよ(笑)」
「いや、それは無いな…絶対ない!」

康子と和也の娘・千恵子は、仲直りしない両親にウンザリしながら安岡製作所にやってきた。千恵子は日曜日だというのに一人で作業している光男に話しかける。
「日曜日も仕事?」
「いや、ちょっと…」
「家族から離れて一人東京で働くなんて想像つかないでも家族がずっと近くにいるのも鬱陶しい。ウチの親何てずっとテレビの事でケンカしたままよ」
「うちの父さんと母さんもいつもケンカしてたな~」
光男と千恵子の様子を遠くから見ていた和也が通りがかった梅子に尋ねた。
「うちの千恵子、よく来んのか?…何か、仲良さそうだぞ」
和也が二人に近づくと千恵子が和也の料理が美味しくないと言っているのが聞こえてきた。
光男と千恵子は和也の存在に気がついた。
「お父さん…」
「…俺の作る飯、そんなにまずいか?」
「ううん、まずいなんていってない…」
「そうか…ハハハ。テレビ、返すか」
そう言うと和也は意気消沈して店に帰ろうとするが凄い勢いで再び引き返してくる。
「いやいや、そういう事じゃないじゃないんだよ!やっぱりTV観たいだろ!?」
和也に圧倒されて千恵子は首を縦に振った。

康子が自分の店に戻ると和也と千恵子が料理を作っていた。
「何してんの?」
「あの店はテレビはあるけど飯はマズイなんて言われたらしゃくだからな!テレビに負けない味にしなきゃと思ってな…」
そして康子、和也、千恵子は家族仲良く料理の試作・研究を再開させた。

夕食を食べながら梅子はテレビのお披露目が康子の店で行われる事を家族に説明した。
芳子達は喜ぶが建造は行かないと突っぱねた。
そして信郎も建造に続いていかないと言い出す。
「この人に付き合う必要ないのよ?」
「テレビなんて興味ないんで(笑)」
一方、信郎の親・幸吉と和子もテレビが観られると興奮していた。
幸吉は光男を誘うが光男は本を読むから行かないと答えた。
「…お前、隣の親父にすっかりやられてしまったな?」

梅子達が到着すると康子の店は大勢の人々が集まっていた。
「あれ?ノブは?」
幸吉が店に入ってきた梅子に尋ねた。
「それが…」
「うちのお父さんに調子合わせて来ないって言ってるの」
芳子が梅子の代わりに幸吉に返答した。
「迷惑な親父だな…光男も親父に影響されてこないって言ってんだよ」
「光男君、来ないんですか?」
>TVを見たいと言っていた光男がどうして来ないのか
>梅子は気になって仕方ありませんでした

スーツを着てヘアスタイルを決めた和也が挨拶をする。
「えー本日はお日ガラもよく…」
すると幸吉達から結婚式じゃねーと揶揄される。
和也がテレビに被せてある布を取ると歓声と拍手が沸き起こる。
しかしスイッチを入れても映らないので、店はざわついてしまう。

『梅ちゃん先生』第118話の感想とレビュー

昨日は気づかなかったけど…光男、方言なくなってる。
それはさておき、今日もテレビネタ…明日の前半まで引っ張りそう。
竹夫が似たもの親子って言われて逆上してたけど…なんで?
まさか『実の息子じゃないんだ・・・』とか言い出すのかしら。

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