連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年8月27日月曜日

梅ちゃん先生 第127回 あらすじと感想(8月27日放送)


第22週『意地の上塗り-第127回-』あらすじ(ネタバレ)

昭和32年6月、下村家では芳子の提案で竹夫や松子達も加わり大勢で夕食を食べる事に。
芳子は料理をしながら手伝う松子に嬉しそうに話しかける。
「こんなに皆が揃うのって久しぶりじゃないかしら(笑)」
「そうね、梅子の結婚式以来ね」
幸吉の家から鍋を借りてきた梅子に芳子は竹夫と静子の結婚について質問した。
「ねえ、梅子、あの2人どうなの?たけおと静子さん結婚するのかしら?」
「さあ…」

― 夕食(すき焼き)を食べ始めると芳子が信郎が川崎まで肉を買いに言った事を話した。
「ありがたいわぁ。お父さんはこんなことしてくれなかったから(笑)」
「…そんなに肉が食いたいのか?」
「お父さんは食べたくないんですか?」
「…あれば食べる」
建造は不機嫌な様子で肉を口の中に入れた。

新しく全自動洗濯機が発売されたという話題になり建造はますます不機嫌になった。
「またそんな軽薄な話…そんなにそんなモノが欲しいのか?」
「そんなに高いものとは言いませんけど洗濯機は欲しいです」
芳子が答えると建造が『だったら、買えば良い』と言った。
「え!?いいんですか?」
「仕方ない…」
「よかったね、お母さん!」「おめでとうございます!」
「…おおげさだな」
正枝が芳子に出て行かれたくないからと説明したので建造は話題を変える。
「あ~、加藤君、仕事の方はどうだね?」
会社が道路事業に取り組み、加藤は営業を任されていると言った。
続いて建造は竹夫に仕事について質問した。
「特に問題もなくやってます。実は今度、家具の輸出にも手を広げようと思ってます」
「飛騨の家具なんです」
野島静子の補足説明に正枝や芳子達は『凄い』と褒めるが建造は仏頂面で非難した。
「…凄いと言っても他人が作ったものだろう。その点、加藤君とノブオ君は対したものだ。人が作ったものを右から左へ流す仕事より立派だ!」
芳子は慌てて竹夫のような仕事があってこそ、人々に物がいきわたるとフォローする
「職業に貴賤はない。しかし価値の高い低いはあるだろう!」
「流通や販売が製造よりも価値が低いことをもっと論理的に説明してもらえますか?」
「金儲けばかりに必死になっていると、いつかしっぺ返しを食う!」
「金儲けばかりなんて…!」
竹夫がさらに反論しようとしたので隣に座っていた静子が慌てて竹夫を止めた。
「もういいでしょ!」
「お前は口を出すな!」
「静子さんに当たるな!!」
その時、梅子は大声で松子と洗濯機の話をはじめ、場の雰囲気を変えようと努めた。

― 梅子は竹夫と静子が帰るの引き止め、康子の店に2人を連れて行く。
「どうしてあんなにムキになるの?」
「…お父さんが理不尽な事を言うからだ!」
梅子は建造は金儲けとは無縁の生活を送ってきたら仕方がないと竹夫に伝えた。
「お父さんは竹夫兄さんにもっと頑張れってハッパをかけてるんじゃないの?」
「だったら、もう少し認めるような事を言ってもいいじゃないか。お父さんは結局俺が医者になるのを辞めた事を許してないんだ!」
「お父さんに認められないのがそんなに嫌なの?親父なんかどうでもいい。自分は自分の道を行く、それでいいでしょ?」
野島静子が落ち着いた口調で竹夫をなだめようとした。
「…そう思ってるさ」
「思ってない!うじうじして。そう思うのは自分に自信がないせいでしょ?」
「自分に自信がなくてうじうじしてる?…俺の事をそんな風に思っていたのか?」
「そういうことじゃなくて…」
すると康子の店に酔っ払った幸吉が入ってきた。
「あれ?竹夫君じゃねえかよ!…この別嬪さんは?あー竹夫君の彼女だったな!」
「ご無沙汰してます」
静子が幸吉に頭を下げて挨拶をした。
「お似合いだねぇ~、で、2人はいつ結婚するんだい?」
「…しません!結婚なんて。」
竹夫は返答するとそのまま、静子を置いて店を出て行ってしまう。

梅子は自分のせいで竹夫が静子とケンカしてしまったことを信郎に話す。
梅子が患者から貰ったクッキーを一人で食べきってしまった信郎は男同士なら本音を聞けるかもと竹夫と話すと梅子に伝える。

翌日、康子の店で信郎が待っているとスーツ姿の竹夫が現れる。
「信郎君が飲もうなんて珍しいな(笑)」
「こないだあんまり話せなかったじゃないですか(笑)」
信郎が返答したとき、松子の夫・加藤も店に現れた。

加藤、信郎、竹夫の飲み会は進み信郎が棒読みで加藤に質問をぶつけ、加藤も応じる。
「ところでどうですか?結婚生活は?」
「ああ、なかなかいいもんだよ!」
「そうですよね~やっぱり結婚生活っていいもんですよね~」
加藤と信郎の会話を聞いて竹夫はニヤリと笑みを浮かべた。
「ははーん!そういうことですか」
「な、な…なにがですか?」
「僕に結婚生活はいいって話をして早く結婚させようと?今日はそういう趣旨ですか?たぶん梅子当たりが仕組んだんだろう…」
加藤と信郎は慌てて否定するが竹夫は、笑顔で2人に言った。
「まあ、いいです。ご意見を拝聴しましょう(笑)」
>何だか雲行きが怪しくなって来ました。

『梅ちゃん先生』第127話の感想とレビュー

梅子が胃もたれを訴えてましたが、妊娠かな?
単なるの胃もたれな訳はないと思うのですが…それとも深刻な病気とか?
さて、先週は芳子と松子が主役の週、今週は竹夫が主役と言った感じですね。
竹夫のファザコンぶりが若干気持ち悪いですが…

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