連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年9月11日火曜日

梅ちゃん先生 第140回 あらすじと感想(9月11日放送)

第24週『明日へのバトン-第140回-』あらすじ(ネタバレ)

松岡は弥生に昨日、帰国した事を説明していると山倉が偶然通りかかる。
「あー!久しぶりだな!」
松岡は山倉と握手をすると突然カバンから本を取り出した。
「これはアメリカの医学誌なんだ!この中に山倉先生が話していたフェニルケトン尿症の記事があって…ここだ!実に秀逸なんだ!ちょっと読んでみてくれ!」( ・ω・)ノ
「3年ぶりなのよ(笑)…まずは座って落ち着いて話さない?」(-∀-`; )

資料室に場所を移し、松岡はアメリカの研究施設の充実を2人に伝えた。
「何より、教授や他の医者達とのディスカッション…討論はとても有意義で楽しかったな」
「それじゃアメリカの人たちとはうまくやってたのね?」
「…うまくやるとは?」
「な、仲良くなるとか…友達付き合いするとか?」
「ああ…医学の研究という点では上手くいった」
「人間関係では?」
「そういう観点でものを考える余裕はなくて…そういえば、向こうの人によく『日本人はよくわからない』と言われた」(・ω・)
「かなり日本人が誤解されただろうな…」(´д`ι)
「そうだ!…梅子さんは元気かな?」
松岡の質問に弥生と山倉は視線を松岡から逸らした。
「どうかしました?…彼女に何か?」
「…梅子ね、結婚したの…」
「そう。…え?」
山倉と弥生は信郎と結婚して子供もいることを松岡に伝えた。

「確か戻るのは来月だと聞いていたが…」
研究室に戻った松岡に建造が尋ねた。
「その予定でしたが学会の予定が繰り上がりまして…あ、これ…つまらない物ですが…」
松岡から受け取った土産品をみて建造は難しい顔をした。
「…アメリカ帰りでどうして“雷おこし”なんだ?」(-ω-;)
「日本に着いてからお土産を買ってない事に気がつきまして…何もないよりはマシかと…」
「そうか…ありがとう…それより帰ってくるなら連絡してくれないと…こちらも用意が」
「申し訳ありませんでした!研究成果の方はまとめて後でご報告します!」
「まずはゆっくり休め!…ご苦労だったな、この三年、大変だったろう」
「とても勉強になりました。先生が留学を認めて下さったおかげで最先端の研究に没頭する事ができました。ありがとうございました」
「うむ…ところで、梅子の事だが…」
「ご結婚されて、お子さんもできたと伺いました」
「そうか聞いたか…」
「おめでとうございます」
「ありがとう…で、君の方はどうなんだ?その…いや…人間関係というか…」
「研究以外の面では国際交流の成果はありませんでした」(・∀・)
「そうか…」(-ω-;)

― 安岡製作所。光男は作業中、作業台の脇にあるイギリス製品のカタログを開く。
木下から仕事をするように注意されると幸吉と信郎が笑顔で工場に戻ってきた。
幸吉と信郎は、新幹線に安岡製作所の部品が採用されそうだと伝えた。

その頃、梅子の診療所では貧血でやってきた女性患者に梅子は点滴を施していた。
「相沢さんに『大丈夫ですよ』って言われたら少し楽になったわ、不思議ね(笑)」
診察台に横になる女性患者が相沢の顔をみて笑った。
「当然です!私の『大丈夫です』は年季がはいってますからね!」
梅子は患者と相沢のやりとりを見て、千恵子の進路についてを思いついた。

梅子は、早速千恵子を呼んで、千恵子に看護婦の仕事を勧めた。
「すごく人の役に立てる仕事よ!」
「看護婦か…どうやったらなれるんですか?」
「まずは看護学校へ行くの」
「…試験があるのかな」
千恵子が不安そうな顔をした。
「もちろん、入学試験はありますよ。そもそも看護婦には正看護婦と准看護婦の二種類ありましてそのどちらを選ぶかで勉強する年数や卒業してからの仕事内容も随分代わって来るの。でもいつまでも続けられる仕事ですよ。何よりも元気になった患者さんの笑顔をみると看護婦をして本当に良かったと思います」
「ちょっと考えてみようかな…」
梅子は、昔勤めていた大学病院に見学いかないかと千恵子を誘った。
「知ってる看護婦さんに話も聞けるし、それから考えてみてもいいんじゃない?
「うん!行ってみたい!」

家に帰宅した建造は松岡から受け取った雷おこしを患者から貰ったと伝える。
建造は松岡について梅子に教えようとするがついに言い出す事は出来なかった。

― 数日後、梅子と相沢は帝都大付属病院に千恵子を連れて行く。
梅子は大学病院の廊下で偶然に弥生と遭遇する。
「梅子…どうして?」
「康子さんのとこの千恵ちゃんと看護婦の仕事の見学に来たの」
弥生は相沢と千恵子と挨拶すると梅子の裾を引っ張った。
「…ちょっとすみません。梅子、下村先生から聞いた?」
「なにを?」(・∀・)?
「なにをって…下村先生、話してないんだ」(`-д-;)ゞ
すると一人の若い看護婦が梅子に気がついて挨拶をしてくる。
「下村先生!お比しぶりです。…そうそう知ってます?」
看護婦が今にも松岡の帰国について話そうとしたのがわかると弥生は凄い剣幕で注意した。
「仕事中でしょ!!油売ってないでさっさと行って!!(怒)」(#`Д´)ノ
弥生に一喝され、若い看護婦は逃げるように去って行った。
「…随分、厳しいのね」(・∀・;)
「…まあ最近は若い子にはこれくらい厳しくしないとね」
「千恵ちゃん、こういう怖いお医者さんもいるけど大丈夫よ」
その時、梅子の後ろの廊下を歩いている松岡に気がつき弥生は慌てた。
弥生は梅子が振り向かないように注意をひきつけようとする。
「梅子!実は話があるの!あのね…驚かないできいてね…」
一度は廊下に消えた松岡だったが再び踵を返して弥生達の方へ歩いて来た。
「あのね…あの、あの…あの…あ…」(;´゚Д゚)
「弥生さん、大丈夫?」(・ω・`)
梅子は弥生の視線の先にあるものが気になって振り返ると松岡と目が合ってしまう。
「あ!梅子さん!」
「松岡さん?」
「お久しぶりです」
>それは梅子と松岡の三年ぶりの再会でした

『梅ちゃん先生』第140話の感想とレビュー

松岡の登場で再び昔のような面白さが戻ってきました。
こう松岡の独特のキャラを見ているとノブではなく松岡と結婚したほうが面白かったんではないかと思ってしまいます。二人共医者だし。
正直、ドラマの終盤にきての新幹線の部品の話とか、ちょっとどうでもいい(笑)
違うドラマでやってくれと私の友人も怒ってました。
松岡の妙な言い回しや“雷おこし”を買って来るキャラクターは見ているだけで笑えます。

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