連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年5月14日月曜日

梅ちゃん先生 第37回 あらすじと感想(5月14日放送)

第37回『愛のから騒ぎ』あらすじ

>城南女子医学専門学校の教室にようやく窓ガラスが入りました。
>梅子達がダンスパーティー主催し、その売り上げを寄付した事きっかけでした。
ある日の朝、雪子と弥生が中庭で言い争っていた。
「私達の班は制服で通そうと言ったのはこの人なのよ!?」
弥生は銀座で買ってもらったという洋服を着ている雪子を指差した。
「通そうなんて言ってないわ。『お揃いなら素敵ね』って言っただけよ!?」
弥生と雪子、2人の言い争いに梅子は困惑してしまう。

― 正枝は雑誌に載っていた女性の服装を見ていた。
>女性達は次第にオシャレを楽しむようになっていたのです。
「梅子もちょっとオシャレしたら?」
芳子と正枝がアイロンしている梅子に言うと建造が不機嫌そうな声を発した。
「学生が服装に構う必要はない!」
「私もそう思う!」
梅子が建造の意見に賛成したので正枝と芳子は『珍しい』と笑った。

ドアがノックされ、松岡が下村家に現れた。
>松岡は時々、最先端の医学について建造の教えを乞うようになっていました。
>それが終わると梅子は松岡に医学の初歩的な事を教わっていました。
康子の店で松岡に教わっている勉強内容を康子と和子が覗き込んだ。
「うわ!難しそうな事やってるね!英語ばっかり!!
「ううん、これはラテン語。これからもっと難しくなるのよ~(困)」
梅子が根を上げようとすると松岡が話し始めた。
「それは違うな。むしろ簡単になっていくんだ!自転車に乗っている人は難しいと思いながら自転車をこいでいますか?慣れれば慣れる程、自転車をこいでいることに意識をしなくなって行く筈だ」
「それと同じなんですか?」
「うん、同じ・・・・・・・・・・・・・・でありたいと思ってます」
「フフ(笑)松岡さんってどこかうちの父と似てます」

― 幸吉とノブオが旋盤で作業をしていると康子の店から和子が帰ってくる。
和子は松岡と梅子の話を少し聞いたが難しくて分からなかったと報告した。
「しかし、あれだな・・・松ちゃんと竹夫君が優等生で梅ちゃん今ひとつだと思ってたんだけどな~やっぱり頭いいのかね?」
「そりゃそうでしょ!大学の先生の娘だもの」
「…それに比べてすまねえなあ…俺達のせがれで」
幸吉と和子は、仕事をしている息子・信郎を不憫そうな目で見つめた。
「本気で謝れると、余計腹立つんだよ!」
信郎は作業の手を止めて、幸吉と和子に怒鳴った。
「まあまあ続けて」幸吉は作業の手を止めないように言った。

>梅子達と中央医大の伊東達はダンスパーティ以来、時々会うようになってました。
梅子と松岡が集合場所に向かっていると通行人に『ご両人』とからかわれてしまう。
「待ってください。梅子さん。…別々に行きましょう」
松岡が立ち止まって真剣な顔をした。
「・・・どうしてですか?」
「変な噂を立てられて良いんですか?今、あの2人は僕たちをご両人と呼んできました。皆にもそう思われる危険性がある」
「…そんな事、気にするんですね」
「いや、僕はいいんです。あなたに気をつかってるんですよ」
松岡は梅子が店に入ってから1分後に店に入る事になり梅子は一人で待ち合わせ場所である食堂に入った。梅子が店に入るとすぐに路上が大騒ぎになっていた。
「・・・進駐軍から横流しを受けているブローカーの手入れらしい」
店の外にいた松岡が店から出てきた梅子達に説明した。

― 梅子は竹夫と陽造の事が心配になり、すぐさま陽造の家を訪ねた。陽造の家は留守だったが直ぐに竹夫と陽造が帰宅した。
梅子が陽造の家に来た理由を聞いた陽造は可笑しそうに笑った。
「ハハハハ!それなら俺達は大丈夫。郷田さんに話はつけてある(笑)」
陽造は郷田という蒲田の実力者が後ろ盾にいるので心配ないと伝えた。
「梅子は余計な心配しないで勉強しろ!」
竹夫が梅子に注意すると、歌手として働くあかねも竹夫の事を心配してやってきた。
自分とあかねに対する扱いが違うので梅子は不平を言った。
「余計な事を言うなよ!」竹夫は梅子の肩を小突いた。
「…竹夫さん、また新しい歌があるんですけど…また英語みてもらえますか?」
「ええ、いいですよ(笑)」
2人が英語の歌詞について相談している様をみて陽造が梅子につぶやいた。
「いい加減、英語を口実にしないで、いつでも会えばいいのにな(笑)」

― その夜、梅子は風呂に入りながら、すぐ外で食器を洗っている松子に相談した。
「竹夫兄さんとあかねさんってお互い好き同士なのかな?」
梅子は、興味見た2人が凄く仲がよさそうでいい雰囲気だったと伝える。
「梅子だって松岡さんに勉強教えてもらってるいい雰囲気だったわよ?」
松子が微笑みながら梅子に言った。
「へ!?…何よ!それ!からわかわないで!嘘よ!(怒)」
>梅子はなぜか胸がドキドキしました。

― 翌日の帰宅途中、雪子が伊東が中央医大の学園祭で芝居する計画を伝える。
「結ばれぬ恋を描いた大悲恋物語なの。2人の家は敵同士、2人の恋の運命やいかに!」
雪子は梅子に芝居の演目であるロミオとジュリエットの説明をした。
「・・・ま、要するに長州の男と会津の娘が恋をしたらどうなるかって話」
弥生が梅子にわかりやすく説明した。

梅子が芝居をする事に対して驚いていると雪子が説明した。
「安心して!伊東さん、自分が演じるロミオの相手役は君しかいないって言ってくれたの」
「・・・よく言うわ。自分から立候補したくせに」弥生と江美が横で呆れ顔をしていた。
「お願い!!梅ちゃんも手伝って!」
雪子が頼むと梅子は困惑した表情で芝居なんてできないと答えた。
「私の衣装とか小道具の管理をする人も必要だから!」
雪子のその言葉に弥生が割って入った。
「あなた!私達を付き人扱いしようって言うの!?」
「だれがそんな事言った?弥生さん、ひがんでばっかり!」
そのまま2人はケンカ別れして帰って行ってしまう。
>近頃、ケンカばかりのこの2人、一体どうしたのでしょう。

『梅ちゃん先生』第37話の感想とレビュー

今週になってまた、ナレーションが増えました。
正直、多すぎやしませんか?うーん、ナレーションが多すぎるとドラマを観ている感覚というより再現VTRを観ている様な感覚になってしまいます。
最後にいたっては『一体、どうしたのでしょう?』って…教育番組か(笑)
さて、弥生と雪子のケンカの理由は、もしかして伊東さんなんじゃないかな?とか思っているんですがどうなんでしょうか?今週のタイトルが『愛のから騒ぎ』というだけあって、あっちでもこっちでも勃発しそうな雰囲気です。
梅ちゃん入浴シーンは2回目ですが、ブクブクと照れ隠しで風呂に顔を入れるシーンや弥生と雪子が『フン!』と同時に反対方向へ首を振るシーン・・・どれも昭和な感じがしますが、まあNHKの朝ドラだからこそですね(笑)

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