連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年6月1日金曜日

梅ちゃん先生 第53回 あらすじと感想(6月1日放送)

第9週『インターンはつらいよ』あらすじ(第53回)

梅子は父・建造に篠田の病状を尋ねてみるとただの気管支炎だと答えが返ってくる。
早速、梅子は病院で心配している篠田に伝えた。
「大丈夫ですよ。『なんでもない』って父が言ってました(笑)」
「…医者が軽々しく本当の事を言うわけない!」
梅子が何度も説明するが篠田はかたくなに梅子の言うことを信じようとしないのだった。

検査室で梅子が試薬を調合していると岡部に試薬が多いと指摘される。
「…そこからみて分かるんですか?」
「色調でわかる。…さっき言ってた篠田って患者な、そういう患者は沢山いる。自分は長くないという妄想に取り憑かれるんだ…生きる希望をもてればいいんだがな」
「私も言いました。…だけど月並みな事を言うなって言われました」
「当たり前だ。生きる希望を持てと人に言われて『ハイそうですか』と持てるものか…そういえば、こないだ精密検査がきてたな。あ~これこれ」
岡部は机にあった検査結果が書かれたの紙を見つめた。
「…どうなんですか?」
「あ~…そんな事は言えない」
すると岡部は検査結果を机に置いて、何も言わずそのまま部屋を出ていってしまう。
検査結果を覗き見た梅子は書かれてある検査結果に驚いた。

一緒に昼食を食べていた梅子の様子がおかしいことに松岡が気がつく
「…梅子さん、どうかしましたか?」
「あ…あの喀痰の細胞診で異形細胞のクラスが5って悪いんですか?」
「ガンですね…相当進行している。もって3月か半年くらか…」
山岡と高岡の説明に梅子は、言葉を失ってしまう。

松子のオフィスに新潟支社から転属になった社員・井上がやってくる。
真田の事が気になっていた松子は、井上を呼び止めた。
「新潟支社に真田さんという方がいますね?お元気にしてますか?」
「ああ、辞めましたよ」
辞めた理由を尋ねると井上は『周りの人と上手く行ってない無い様子だった』と答えた。

「おい!仕事しろ!」仕事をせず部屋で寝転がっている信郎に幸吉が怒鳴った。
「…俺なんかいてもしょうがねーろ!親父の腕一本で十分なんだから」
信郎がふてくされて返答したとき、下村家の新築工事に携わった加藤が新築工事をすすめ安岡家にやってくる。
「新築工事のご予定は?」
「…家の新築は夢のまた夢だ。見てみろ、息子があの体たらくではよ!」
幸吉は信郎を指差すと突然前かがみになり苦しみ出してしまう。
「あ!…痛たたたたたたたた!」
「なんだよ?どうした…治ったじゃねーのかよ!」

>梅子は篠田と顔を合わせないようにしてました。
梅子は廊下で篠田がやってくるのが見えたの慌てて隠れてやり過ごす。
すると次に幸吉が信郎と和子に運ばれて病院にやってくるが見えた。
梅子は内科の建造の元まで心配そうに付き添うが追い返される。
「お前は外科だろ?もういいから行け!」

建造は、幸吉を寝かせ、身体を診察し始めると幸吉は付き添いの和子と信郎に用事を頼んで、診察室から出て行かせる。
「おかしいな…」
建造は、幸吉の身体を診察しながら訝しんでいると幸吉が身体を起した。
「そりゃそうだろ。なんともねーんだからよ!」
「…何だと!…ふざけるな!」
仮病だと知った建造は怒るが幸吉は事情を建造に説明した。
「信郎の為だ…仕事で自信なくしてな、一人でどこまで出来るか試させてやりてぇんだよ」
「…そんな事のためにうちの病院を使うな!」
すると幸吉の用事をすませた和子と信郎が診察室に心配した顔で戻ってくる。
「どうなんですか?」
「…しばらく入院して様子をみましょう」

竹夫のオフィス訪ねた松子は、竹夫に探して欲しい人物がいると伝えた。
「前に会社にいた人。新潟に転勤になったんど辞めてしまって今は音信不通」
「男の人ですか?」
「…そうよ」
「好きなんですね」
「そういうんじゃないの…」
「わかりましたよ。で、てがかりは?」
「無いわ」

梅子が病院内を歩いていてると篠田が急に梅子の前に現れた。
「あ…どうも…」
梅子は、検査結果を思い出し動揺してしまう。
「どうかしたのかな?…俺の事、避けてるだろ?」
梅子は、とっさに否定しようとするが持っていた書類を落としてしまう。
「死ぬんだな…俺。どう見ても変だろ、その態度。親父さんに聞いたんだろ?」
「そんな事、聞いてません!!…本当に何も無いんです…」
「そうか…わかったよ…」
梅子は、困惑した表情のまま早歩きでその場を立ち去った。

『梅ちゃん先生』第53話の感想とレビュー

恐らく梅子の検査結果の見間違いってオチなんでしょうけど(そうあってほしい)、その場合、検査室の岡部がわざと間違えるように仕向けたんでしょうかね。
「うーん」とか難しい顔して何も言わず部屋を出て行ったときは『ナイスパス』と思いましたが…岡部の悪趣味な一面を更に発揮みたいな?
 そんなプチ医療ドラマが展開される一方では、久々に松子姉さんの恋物語が再燃。真田さん出世して戻ってくると思いきや、会社辞めてるし…。松子姉さんは否定してたけど、もう完全に好きでしょ?真田さんのこと。竹夫は、鋭くなったね。あとダークになった(笑)
『そういうやつにリベートでも渡せばすぐになびくさ』
もう完全に黒幕っぽいセリフ(笑)

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