連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年6月7日木曜日

梅ちゃん先生 第58回 あらすじと感想(6月7日放送)

第10週『恋の後始末』あらすじ(第58回)

検査の結果、弓子はメッケル憩室炎だと言う事がわかる。
「立ち会わせて頂いてよろしいでしょうか?メッケル形質は、直接診た事無くて」
その松岡が申し出に内科助教授の狭山は了承するのだった。

狭山は、診察室で弓子に病状と手術について説明した。
「すぐにどうこうということはありませんが、放っておくと悪化する可能性があります」
「結構です…予定通り退院します。失礼します」
弓子が勝手に診察室を出て行ってしまったので梅子は追いかけた。

松岡が手術をしないと知り一瞬安心した弓子だったが、松岡が立ち会うと聞いて、恥ずかしいから手術はしたくないと梅子に言った。
「まさか!…もしかして、松岡先生のこと…す、好きなんですか?…どうして」
「…好みなの」梅子の質問に弓子は小さい声で答えた。
「変な人ですよ?」
「人の自由でしょ!」
しかし、弓子は将来性がある松岡と自分は不釣合いだと再び暗い表情になった。
「私が!なんとか!!…なんとか…します!」
>弓子が初めて見せた希望を壊したくないあまり梅子は大変な事を約束してしまいました。


>数日後、梅子と松岡は一緒に宿直をすることになりました。
梅子は忙しそうに机に向かう松岡に話しかけた。
「あの…今、話してもいいですか?」
「今、忙しいんです。下村先生に論文の修正を指示されましてね」
「5分も話す時間もないんですか?」
「…いや、それくらいの気持ちの余裕をもたないと駄目ですよね…どうぞ」
梅子は理由を聞かず弓子が手術する事になった場合立会いを遠慮して欲しいと伝えた。
「…よくわかりませんが、承知しました。一つ貸しという事で」
不思議に思う松岡だったが梅子の頼みを承諾する。

続けて梅子は遠まわしに恋愛について松岡に尋ねてみた。
梅子「あの…松岡さんは将来の事についてどう考えてますか?」
松岡「「できればこの病院で研究を続けたいと思ってます」
梅子「そういうことじゃなくて…あの…け、結婚のこととか?」
松岡「結婚ですか?…したいんですか?僕と」
梅子「私が?違いますよ!」
松岡「そんな事を聞くから」
梅子「結婚したい人に結婚したいですかなんて聞きますか」
松岡「ききませんか?」
梅子「ききませんよ」

松岡は、今は研究が忙しいので結婚も恋人も興味がないと梅子に答えた。
梅子「なんだか、松岡さんて自分のことばっかり…」
松岡「それは聞き捨ててなりません!」
自分が医学の研究をすれば医学の進歩につながると松岡は梅子に迫った。
梅子「それはそうかもしれませんけど…そういうことじゃないんですよね…」

梅子は『上手く言えないので、もういい』と答えると松岡が梅子をまじまじと見た。
「…梅子さんは面白い」
「松岡さんに言われたくないです!」
狭山は知識は大事だとよく言うがそれ以外にも大切なものがあるんじゃないかと松岡が言い出した。
「それは梅子さんをもう少し観察してから答えを出したいと思います」
「変なの、フフフ(笑)」
2人は互いに笑うとそれぞれの勉強に戻った。
>いつもは眠くて辛い宿直がなぜか少しも辛くない事に梅子はその時気がつきました。

翌朝、廊下で偶然会った弓子に梅子は報告した。
「松岡先生、手術には立ち会いませんから。手術受けてもらいますね?」
「はい…」
弓子の返答に梅子は胸を撫で下ろした。
「…松岡先生とお話ししたんですか?…私の事、なにか…?」
「そ、それは…あ、あの色々と布石を打っているところです…(汗)」
「…病気を治して、退院したら外でお会いできるしょうか?」
「できますよ!きっと!」
梅子は、逃げるように弓子から離れた。

すると宿直の労をねぎらって看護婦の山下が展覧会のチケットを二枚渡してくる。
その週の日曜日、梅子は一人で展覧会に行くと偶然に松岡と遭遇する。
>なんとか弓子の事を話そうと松岡を喫茶店にさそいました。
「偶然ですね?展覧会で会うなんて(笑)」
「偶然という程じゃありません」
松岡は、二人共同じ看護婦にチケットを貰ったので次の休みに会う確率は高いと説明した。
「…そうですか」
「ま、偶然があるとすれば僕もあなたも一人できているという事ですよ」
梅子は友人の弥生が都合が悪く、誘う相手がいないわけではないと伝えた。
「僕はこういう時、誰も誘う相手がいなくてね(ニコッ)」
「そんな事、自慢げに言わなくても…」

すると松岡が片意地すぎず自分も結婚を考えたほうが良いかもしれないと言い出した。
梅子は、思い切って患者の片岡弓子について尋ねる事にした。
「え?…じゃあ…弓子さんはどうですか?」
「ああ!患者の。『どう』とは?」
「だからその…女性として」
「医者が患者に対してそんな事を思う筈無いでしょ?」
「じゃあ、退院したら?患者じゃですよね!?」
「しかし、あの人とどうこうはないなぁ~(苦笑)」
「…どうして?」
「好みじゃないんです」

「そうですか…」
大きく梅子はため息をついた。

『梅ちゃん先生』第58話の感想とレビュー

松岡さん、サイコーです。
基本的にドラマの中では梅子のポジションって『天然キャラ』だと思うんですが、梅子と松岡が会話すると、松岡の方が『天然』に感じて梅子は『普通』に感じてしまいます。
松岡に梅子がツッコミを入れる場面は、見ていて、ほのぼのします。
 そんな松岡さんにすっかり惚れてしまう弓子さん。ちょっと妄想が凄まじすぎて「退院したら一緒に外を歩けるとか」梅子に期待するハードルが高すぎ(笑)ちょっと怖い。で、何?梅子も松岡さんにちょっと惹かれはじめたんでしょうか。
『変な人ですよ?』って、松岡の事を言っておきながら…松子姉さんと好みとか恋愛パターンが似てるかもしれませんね。

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