連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年7月31日火曜日

梅ちゃん先生 第104回 あらすじと感想(7月31日放送)


第18週『大切な人-第104回-』あらすじ(ネタバレ)


梅子が朝から子供の診察をする中、陽造はゆっくり起きて下村家の居間に現れる。
「陽造さんおはようございます」
建造の見舞いに出かけよう準備をしていた梅子の母・芳子が声をかけた。
芳子は陽造に朝食の準備はしてあると伝えて病院に正枝と向かった。

 安岡工務店では、信郎の見合いを従業員の木下が羨ましがっていた。
「いいなあ…見合いか~相手の子、美人らしいじゃないですか?」
「…見合いするだけだよ。…でも、そろそろ親を安心させなきゃいけねえのかな…」
信郎が呟いた。

 建造の病室を訪れた芳子と正枝は梅子の見合い写真を建造に見せた。
「うん、いいじゃないか」
「じゃあ進めますよ?お父さんが退院した所でお見合いの日取りを決めましょう!」
「そういう席がどうも苦手だが仕方ない…」
建造が渋い顔をしていると花瓶の花を手入れしている正枝が笑った。
「今ね、建造さんの代理で陽造さんがお見合いにでかけてるところを想像したの。話をうまく進めてくれるんじゃないかなって…」
「なんでそんな妙な想像をするんですか?」
「あ!…この人にまだ言ってなかったの?」
正枝が驚いて芳子を見ると芳子は困惑した表情になっていた。

下村家では、陽造が梅子と信郎を前に見合いについて確認していた。
「いいのか?だってお前達は…」
陽造が言いかけたとき、建造が現れた。
「お父さん!退院したの!?」
「ああ、うかうか入院もしてられん!」
建造が弟の陽造を睨みながら答えた。
「よかったな!退院おめでとう!」
「何がおめでとうだ!人の留守中にずうずうしく…」
「私達が頼んで家にいてもらったってお父さんには説明したんだけど…」
芳子が梅子に説明しようとするが建造は陽造に礼を言った。
「留守中、いろいろ面倒をかけた。もう帰ってくれても結構だ!」
「俺もそろそろおいとましようと思っていた所だ。お姉さん下村のお母さん、どうもお世話になりました」陽造はそう言うと下村家の居間を出て行った。
陽造が変える間際、梅子は陽造が言いかけていた事について質問した。
「叔父さん!さっき何て言おうとしたの?」
「いやいや、俺が余計なお節介をすることじゃない…ただ自分にウソつくな」

建造は下村医院を訪れ、病院内のレイアウトや器具等をチェックしていた。
「…うん。消毒はちゃんと煮沸してるか?」
「はい。相沢さんに色々教えて頂きながらやってます」
「そうか…まあ、ちゃんとやってるようだな」
「ありがとうございます。こうやって開業出来たのはお父さんのおかげです」
「…病院を辞めてまで始めた事だ。しっかりやりなさい…私は当分自宅療養だ…明日は患者を診察する所をみせてくれ」
「はい…」(・´ω`・)

>その夜、下村家で建造の退院祝いの席が設けられました。
「とにかくノブの見合い相手はすごいぞ~町内一の別嬪だからな(笑)」
幸吉と和子は信郎の見合い相手についてご機嫌に自慢していた。
「…どこの町内だ?」建造が静かに幸吉に尋ねた。
「何だその言い草!…人の見合い相手にケチつけるんだったらそっちはどうなんだよ!」
「…ケチなどつけてない」
正枝が梅子の相手は製薬会社の重役の息子だと説明すると幸吉が悔しがった。
「それで勝ったつもりか?」
「別に勝負はしてない。そっちだって町内一の別嬪なんだろう?」(´、ゝ`)
「…この野郎!」(#`Д´)ノ
幸吉は饅頭を掴むと甘い物が大好きだが禁じられている建造の前でかぶりついた。
「和子!ノブの見合い相手断れ!重役の息子に対抗してもっと凄い別嬪連れて来るんだ!」
「…結婚するのはノブだよ」
「そう言う問題じゃねえんだよ。ここで両方の見合いが上手くいって結婚とかになってみろ!さっきみたいなイヤミずーっといわれ続けるんだぞ!?」

― 翌日(?)、幸吉が見合い写真を嬉しそうに工場に持ってやってくる。
「おーい!母ちゃん!!東京一の別嬪さんがやってきましたよと(笑)」ヽ(*゚ω゚)ノ 
幸吉が開いた見合い写真を見ると和子は驚いた。
「あらー!確かにこの間の人よりずっと美人!どっからみつけてきたの?」
幸吉は康子の夫・和也の親戚であることを説明した。
しかし信郎は、見合い写真に興味なさそうに作業を淡々と続けるのだった。

夜、部屋に着替えを運んできた芳子を梅子は呼び止めた。
「お母さん、お見合いの事だけど…私、結婚ていうのがまだよくわからなくて…前は好きな人がいるから結婚する物だと思っていたの。でもお見合いって結婚したいから相手を捜すのよね?どういうことなのかな?」
「梅子は今まだ結婚の事は考えられないのかしら?気が進まないならお見合い断っても良いのよ。もちろんお母さん達は梅子が結婚してくれたら安心だけど…でも自分の幸せを一番に考えて。お父さんだって梅子が医者として頑張っているのなら何より嬉しいのよ」
芳子の言葉を梅子はじっと聞いていた。
「…ごめんね。色々な事を言って。こないだは『ノブオ君はどうか』なんて言ったり今度はお見合いしなさいとかしなくていいとか(笑)」
「ううん、私のためを思って言ってくれているんだもの感謝してる」
「お母さんね、梅子とノブオ君が小さい頃仲良く遊ぶのを見て将来2人が結婚したらなぁ…なんて思った事もあったの。お母さん、ノブオ君の事結構好きよ。真っ直ぐで裏表が無くて…でもノブオ君のお嫁さんは家事も工場も手伝いもできるような人じゃないといけないみたいね」「…うん」
「さあもう早く寝なさい」
「お母さん!…ううん、なんでもないおやすみなさい」

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