連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年7月4日水曜日

梅ちゃん先生 第81回 あらすじと感想(7月4日放送)

第14週『巣立ちのとき-第81回-』あらすじ(ネタバレ)

並木涼子は彼氏から別れを告げる手紙を梅子に見せた。
「涼子ちゃんが入院している時にこんな手紙よこさなくてもいいのにね」
梅子は読んだ手紙を片付けた。
「退院した後なら殴られると思ったのよ…よし!退院したら殴ってやる!」
「去って行った人を追いかけても仕方ないわ。未来を見ないと…未来か…ちゃんと…未来を見れてるのかな、私…」
梅子のトーンが急に沈んだので涼子は気になった。
「松岡先生となにかあったの?」
「ううん、そうじゃなくて仕事の事…」

梅子は涼子に父親に開業を反対されている事を打ち明けた。
「梅子先生が離れるのが嫌だからじゃないの?ほら父親って娘を嫁に出すのが嫌だっていうじゃない?それと同じじゃないのかな。結婚したお姉さんはいる?」
「お手洗いから出てこなかった!」
涼子は陸上をする事に反対だった父に『不良になる』と伝えて2.3日、外泊をしたら許しが出たことを説明した。そして梅子にもその手段を薦めた。
「もし話すとしても父の病気良くなってからスポーツだってそうでしょ?正々堂々とやるの」涼子は病気と治す事を選手宣誓の真似をして誓った。

― 梅子が食堂で昼食を食べていると山倉と弥生が同じテーブルに座った。
「よし!いただきます(笑)…あれ?どうしたの?何か変だよ?」
山倉は隣に座る弥生がボーっとしている事に気がついた。
「私はいつだって変よ…(うわの空)」
「ホント、変ね…どうしたの?」
弥生の様子に梅子は坂田医院で何かあったのではないかと心配した。
すると弥生は『坂田先生って…素敵』と呟いた。
「ゴホゴホ!それって…!?」山倉が咳き込んだ。
「何だか男なの。あんな人初めて…面子とか出世争いとかに明け暮れてる男とは全然違うわ」弥生はコソコソと話しながら食べている第1内科重岡と津田のいる方を横目で見た。
「困るなぁ!弥生さんを妙な人に会わせて!!」
山倉が梅子に険しい顔して注意したので梅子は咄嗟に頭を下げた。
「ごめんなさい……なんで山倉さんに謝らなくてはいけないですか?」
「そうよ!坂田先生を妙な人なんて言わないで!」
「…すみません!」
「でも無理よね…年が離れすぎてるし…」

― 坂田医院で手伝っている弥生に坂田が声をかけた。
「毎日、来なくてもいいんだよ…梅子君はどうして都合が悪いのかな?」
口止めされている弥生は坂田の質問に返答できなかった。
「?…梅子君に何かあったんだな?だから来ない!」
「そ、そんなことありません!」
「話してくれないか?」
坂田は弥生の手を握った。

その頃、竹夫は建造の病気について松子から電話で話していた。
「じゃあ、暇をみつけて行きます。わざわざ電話ありがとう!」
竹夫は松子との会話を終えて受話器を置き、ソファで新聞を読んでいる野島静子を見た。
「戻らなくていいのか?」
「ここにしか新聞がないの」
「新聞くらいとってもらえよ、坂田先生に」
「そんなに邪魔ですか?」
「別に…」
竹夫は席を立ち、飲み物をコップに注いだ。
「あかねさんって…どんな人だったんですか?」
「…何だよ急に…どうして知ってる?」
「この間、梅子さんがちらっと…」
「あのバカ!」
「知られたくない事なの?」
「…そんなことない」
「じゃあ話して下さい」
「どうして?」
「貴方みたいに女に愛想が悪い人、どうやって女性と仲良くなったか興味があるから」
「生憎、俺が愛想が悪いのは女性全般に対してじゃない。君に対してだ」
「どうして?」
「自分の胸に手を当てて考えてみろ」
静子は竹夫の言う通り、胸に手を当てた。
「全然、心当たりがない」
「…仕事はいいのか?」
「坂田先生目当ての女性が来てるから私が気を利かせてるんです。だからこうやって売りたくもない油を売ってるんです」
「坂田先生目当て?どんな人?」
「梅子さんのお友達だとか…」

弥生から梅子の事情を聞いた坂田は一人納得していた。
「今のは聞かなかった事にして下さい!」
「いや、そういうわけにはいかんよ!」
すると竹夫と静子が坂田医院に入ってきた。
「どうしたんですか?」
「梅子君が開業したいって言ったのに親父が反対したそうだよ」
「梅子が開業!?」
「口止めされてたのに…」一瞬にして話が広まっていく事を弥生は嘆いた。
そして坂田は竹夫に建造が偵察にこの病院にきたことがあると打ち明けた。
「私から聞いた事は黙ってて下さい!」
「そんなに困るんだったらどうして話したんだ?」
「だって先生が…」
弥生は困惑した表情で坂田に握られた自分の手を見た。
>その頃、梅子は病院で宿直勤務をしていました
>涼子を一日も早く普通の生活に戻れるようにしてあげたい梅子はそう思ってました。

翌朝、梅子が眠い目をこすって廊下を歩いていると正枝、芳子、松子が揃って現れた。
「みんなどうしたの?お父さんなら変わりないと思うけど」
「よかった。お父さんに話があるの」
「話って?」
「梅子の開業の事よ、反対するなんてひどい!」
松子が怒りをあらわにした。
「え!?」
「よかった間に合った!」竹夫まで現れる。
「…ちょっと待って!どうして知ってるの!?」
梅子は開業の話が伝わった発信源が弥生だと知る。
その時、廊下を通りがかった弥生は梅子達を見ると逃げるように去っていった。
「とにかく私達は梅子の味方だから!」
「俺は付き合いだ」
芳子達4人は梅子の制止するのもきかずに建造の病室を目指した。
「ちょっと待って!ねえ!!お母さん!おばあ様!ちょっと止まって!!」
>建造と家族一同の対決、これは見物です。

『梅ちゃん先生』第81話の感想とレビュー

まず竹夫と静子の会話シーンは、正直言って萌えました(笑)
竹夫の動揺がハンパないのが伝わってきて笑えた。竹夫は『あかね』についての話を上手く逸らすとは貿易会社を経営するだけのことはあります。
静子と竹夫の会話って何か笑える。つーか静子は完全にSですね(笑)
 演技上手いというのもありますが、今日の弥生は終始可笑しかったです。『坂田先生って素敵』(←エコー)結構ツボです。
弥生の意に反して翌日には大事になるスピードも良かったです。竹夫は、あの後もう一度松子に電話したのかな?
そうそう松子の家に冷蔵庫がありましたが、説得成功したんですね。

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