連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年7月17日火曜日

梅ちゃん先生 第92回 あらすじと感想(7月17日放送)


第16週『ふたつの道-第92回-』あらすじ(ネタバレ)


「生きていればきっと良い事がある…そう信じてるなら証明できるんじゃないかな?」
早野の言葉に梅子が返答に困っていると妻の妙子がお茶とケーキを持ってきた。
「あなた、先生を困らせるようなこと…」
「いや、ただ聞いてるだけだよ」
「私はどんな人でも前向きに生きていればきっと良い事があると思って来たんです」
そうかな…世の中には努力したって駄目な事はあるんじゃないのかな?」
「それはそうですね…でも、小説や映画の中の主人公も皆必死に頑張るじゃないですか」
「そうしないと話が盛り上がらないからさ」
推理小説の探偵が問題を放り投げたら面白くないという早野に梅子は納得してしまう。
そして帰り際、梅子は他に家族がいるかと質問すると妙子は他にはいないと答えた。

夜、家で梅子は早野のことで考え込んでいた。
「生きる希望…どうしたら生きる希望が沸くかな?」
梅子の問いに母・芳子が質問で返した。
「あら、梅子生きる希望ないの?」
「私じゃなくて患者さん。病院で治療を受けて欲しいのに『もういい』って言うのよ」
芳子は梅子や松子、竹夫の兄弟の将来が一番の生きる楽しみだと梅子に伝えた。
となりに正枝は子供がいなくても生き甲斐はもてると梅子に言った。

― 梅子は、一人で早野新造の家を訪れた。
「どうした?今日は診察の日じゃないだろう?」(*´-ω・)ン?
「これを見せようと思って持って来たんです」(´∇`*)
梅子はカバンから『日本の風景』という本を取り出し、新造に北海道の摩周湖や阿蘇山の写真を見せ解説を始めた。
「行ってみたくないですか?」
「ああ…いいよ。どうせ病気じゃ行けない」
「だから病院に戻って治療するんです。病気を治して元気になれば色々な所に行けますよ」
「やっぱりいいよ…妙子、アルバム出してくれ」
早野の妻・妙子が持ってきたアルバムを新造が開きながら自分が昔、船乗りだったことや世界中の色々なところへ行った事を話し始めた。
自分が写る上海、インド、中国での写真を見せながら新造は梅子に当時の話などを聞かせた。「見せてもらっても良いですか?」
すっかり新造のペースにはまった梅子はアルバムを借りてページをめくっていく。
梅子はアルバムの途中から写真が全て抜き取られてることに気がついた。
「というわけで珍しいものは散々見たんだ。もう十分なんだよ」
早野は、梅子からアルバムを取り上げ椅子の上に置いた。

― 坂田医院では弥生が強面の男性患者の文句にも動じずに淡々と治療していた。
男性患者は坂田にブツブツと不満を伝えながら診察室を出て行った。
「ああいう患者にはあれくらいきつく言った方が効き目があるようだね、勉強になった」
「そんな冗談いわないでください(照)」
するとそこに山倉と松岡が突然現れる。
「失礼します」
「…何しに来たんですか?」
弥生は坂田に2人が病院の同僚だと説明した。
山倉は陣中見舞いと言って手にしていた紙袋を弥生の机の上に置いた。
「さすが沢田君だな~こんなに男性ファンがいるとはね~」
坂田は山倉が置いた袋の中からたいやきを取り出して食べはじめた。
「ファンなんかじゃありません。何か企みがあってきたんです…山倉さんはともかく松岡さんがくるなんて珍しい…松岡さんは梅子の彼氏なんです」
「ゴホ!」( ,,>з<).;.:;*.’:
松岡の紹介で鯛焼きを食べていた坂田はむせた。
「へぇ~おい君!君!彼女とはうまく行ってるのか?」
「何をもってして上手く行くというのかにもよりますが…」
松岡の返答に坂田は戸惑う。
「…何をもってして…いや、だから付き合って楽しいかのかってことだよ」
「楽しさの概念は主観的な物と社会的にそれが楽しい行為として位置づけられて…」
「沢田君!いつもこんな理屈っぽい偏屈な男なのか?」
「そうです(笑)」
「どうも梅子君は問題がある方、問題がある方へ自ら突っ込んで行くところがあるな…」
坂田は憮然とした表情で待合室の椅子に座った。
「…どういう意味でしょう?」
松岡が坂田に質問したとき派手な女性数名が坂田を飲みに誘いに院にやって来る。
「どうだ?君たちも」
山倉は笑顔でうなづくが松岡は遠慮すると断った。
「そうか、美女は独占だ(笑)」

「…あの人が梅子さんに影響を?」
松岡は満足そうに女性達を連れて病院を出て行った坂田について山倉に尋ねた。
「そうだ」

― 梅子は店で『生きる希望』について康子から話を聞いていた。
そこへ信郎と咲江が店に現れる。
「梅子、なんだよくらい顔して」
「いいわ…明るい2人を暗くしちゃ申し訳ないから…」
康子が梅子を悩ませている原因が3丁目の早野だというと咲江が知ってると言い出す。
「女学校時代に娘に裁縫を習っていたから」(・ω・)ノ
「そう・・・・・・え!?娘さんがいるの!?Σ(゚ロ゚;)
「ええ。小夜子さんていうの」
>早野新造に娘がいる。意外な人から意外なことを聞きました。


『梅ちゃん先生』第92話の感想とレビュー

アルバムから剥がされていたのは早野新造の娘というわけですか。
はがした理由はたぶん暗い理由からでしょうね…
 一方、坂田医院でアルバイトに頑張る弥生。
弥生の診察シーンとか今迄無かっただけに今日の怖男への診察は新鮮で見ものでした。
坂田VS松岡も面白かった…けど、なんで坂田先生は松岡にあんなに迫ったんでしょうね。
ちょっと不自然だった気がしますが…

PR