連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年7月24日火曜日

梅ちゃん先生 第98回 あらすじと感想(7月24日放送)

第17週『ここにいること-第98回-』あらすじ(ネタバレ)

竹夫は子供を連れたあかねをオフィスに招きいれ珈琲を出した。
「お久しぶりです。元気そうですね」
「竹夫さんも」
「お子さん、いくつ?」
「3歳です」
「お母さんは?」
「病気もすっかり良くなって、弟達もやっと学校を出て、ひと安心です」
「そう。良かった(笑)」
オフィスにある木箱の中身についてあかねがが質問すると竹夫は日本海側の小さな町で作っている物だと箱から湯のみを取り出して答えた。
「こういう物を細々と輸出しているんです。でも物は凄く良くてね…」
「竹夫さん、言ってましたね。地に足の着いた人の役に立つ仕事をしたいって」
「…できるのかどうか(笑)」
「ありがとうございます。私、竹夫さんや梅子さんと出会って本当に良かった。お二人がいなかったら私…」
「じゃあ、幸せなんですね?」
「はい。…そろそろ行かないと」
「お元気で」
「竹夫さんも」
あかねは竹夫に頭を下げるとオフィスを出て行った。
竹夫は、すぐに坂田医院に電話をかけ、静子に礼を言った。
「お礼なんか…」
「いや、本当にありがとう。そうだ!坂田先生の誕生会、うちでやろう!」
「それがお返し?」
「いや、そういうわけじゃないけど…(笑)」
「わかったわ。それじゃお願いします」

安岡製作所の前を通った梅子に信郎が手にしていた紙袋について質問してくる。
梅子は坂田へのプレゼントだと答え、咲江には誕生日プレゼントを渡しているのか尋ねた。
「いや、あいつの誕生日知らないから(笑)」
「駄目じゃないそんなことじゃ!」
梅子は咲江に誕生日を聞くように信郎に言って家に戻ろうとすると信郎の父・幸吉が商店街の福引きで熱海旅行が当たったことを自慢してくる。
信郎と和子にも見せようと工場に戻るが梅子の元に再び引き返してくる。

幸吉は裏口から工場を覗ける所まで梅子を連れて入った。
「何?」|
「しィー!しー!…何か妙な雰囲気なんだよ…」|ョд゚)
梅子と幸吉が工場を覗くと、咲江が見合いをすることになったと信郎に告げていた。
「父の店に品物を卸している問屋さんの息子さん…政略結婚みたいなものね」
「…そうか。ま、見合いくらいしたっていいだろ。見合いした上で断ればいいんだし」
すると咲江は信郎とは合わない、見合いは恐らく断わらないと言い出した。
「ああ…そうか!俺が誕生日プレゼントの話とかしないからヘソ曲げてんのか?」
「は?」
「それならそう言えよ。いつだよ誕生日?」
「…やっぱり合わない、私達…これまで楽しかった」
「ちょっと待て!マズイな…こないだ梅子が振られてよ…散々笑い者にしちまったんだよ」
「…だから?」
「梅子の奴、笑うな…」(-∀-`; )
「さようなら!」(・ω・)b゚

咲江を追うのを諦めて戻ってきた信郎は、工場にいる梅子と幸吉の表情から察した。
「聴いてたのかよ…」
「俺の予想が当たっちまったな…俺も元々あの子とお前は合わないと思ってたんだよ」
「そんな慰めんはいいよ。ホラ笑えよ!」
「笑う訳ないでしょ…」
落ち込む信郎に梅子は家族で熱海旅行に行って楽しんでくればと言い出すが幸吉は旅行券は幸吉と妻・和子の二枚しかないと家の奥へ引っ込んだ。
梅子は、それならばと信郎を坂田の誕生日パーティに誘うのだった。

フロンティア貿易では坂田の誕生日パーティの準備が進められていた。
会場に到着した梅子は連れて来た信郎を静子に紹介した。
梅子は坂田がいない事に気がつく。
「ケーキ会に行ったまま戻ってこないんだよ!」
「自分で買いに行ったの?」
「よっぽど嬉しかったんですよ」静子が笑った。
「梅子がパーティをやろうって言い出したんだよな?いいことしてやったな」
「ううん、こうやって集まれたのは坂田先生のおかげです」
「考えてみると不思議な男だな。飲んだくれの変わり者のくせに皆に慕われてな」
「優しい人だから…」(*´ェ`*)
弥生が照れくさそうに言ったので山倉はショックを受けた。(; ゚Д゚)
「きっと寂しいから皆に優しくするんだよ…今日の主役を待ちながら一杯やるとするか」
陽造は坂田の帰りを待てずビールをコップに注いだ。
その時階段を駆け上がってくる足跡が聞こえたので一同は坂田が帰ってきたと思った。
「お!?来たな!?ハハハハ(笑)」
しかし扉を開けたのは坂田ではなく、ずぶ濡れになった警察官だった。
「坂田医院の方はいらっしゃいますか?電話しても出ないので来てみたらドアに張り紙が」
「はい…私です」静子がゆっくりと立ち上がった。
「…実は、坂田さんは先ほど交通事故に遭われまして先ほど病院に…すぐにどなたか病院までいらしてください」
警察官の言葉に梅子は驚いた。
「ケガはどうなんですか!?」
「さあ…その情報はまだ…」
「とにかく行こう!」

『梅ちゃん先生』第98話の感想とレビュー

竹夫は今回の事であかねの事を吹っ切ったというエピソードでした。
満を持してあかねが出てきたのに…珈琲飲んで「ありがとう」って…梅子の話も少し出てきた程度で「あいつは医者になった」とか無く残念。もうあかねは出てこないのかな?
「実は夫が借金抱えて!」くらい欲しかった(妄想乙)
さて、信郎もこれまたアッサリ咲江に振られました。お似合いのように見えたけど…まあ、信郎の口から出た引き止める理由があれでは…やむなし。

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