連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年8月23日木曜日

梅ちゃん先生 第123回 あらすじと感想(8月22日放送)


第21週『魔法のことば-第123回-』あらすじ(ネタバレ)


梅子は芳子の置き手紙を建造に見せると建造は呆然となった。
そして松子の家に電話をして芳子が家出をしたことを伝え、芳子が来てないか尋ねた。
「ううん、来てないわ」
「お母さんが行きそうな所ってやっぱり松子姉さんの所しか無いと思うのよ…」
梅子は竹夫の会社に電話したら誰もでない事を松子に伝える。
「お母さん、一体どうしたの?」
「それがわからないのよ。お婆様も心当たりないって言うし…」
「もし松子姉さんの所にも竹夫兄さんの所にも行かなかったら…
「そんな事心配してないで。とにかく待ちましょう。」
受話器を置いた梅子は出勤前の準備をする建造に松子の家には芳子が来ていない事を伝えた。「どうしよう…警察に連絡する?」
「大の大人が自分の意志で出て行ったんだから。かまう事は無い」
「お父さん、心配じゃないの?」
「心配するなと書いてあった。…行ってくる」

昼、幸吉は建造に女ができたから芳子が出て行ったと梅子と信郎に言った。
「後ろめたい事がなかったら『とっとと帰って来い』って怒るだろ?」
「まさか(笑)」
梅子は幸吉の予想に笑った。
「芳子さん感づいたんだよ。親父が浮気している事に!」
幸吉は建造の浮気が元で夫婦ケンカが起こって芳子が出て行ったと流れを説明した。
「うちの父は浮気なんかしないと思うけど…」
「ああいう男はするんだよ。むっつりスケベなんだから」
すると黙って聞いていた和子も幸吉の言っていることに納得した。
「確かに下村先生はモテるかもしれないね…この人と違って」
「なんだと!?俺だって飲み屋に行けばモテんだ!」
和子は飲み屋の女性は愛想よくするからだと指摘すると幸吉は憤怒し、和子が家出をしたら若い女性が大勢いると言い出す。
それを聞いた和子も怒って立ち上がる。
「じゃあいいよ!お望み通り出て行くよ!!!」
「出てけ!出てけ!お前みたいなデカイ女はこの家に不要なんだ!」
「親父いいのかよ…」信郎が心配そうに幸吉に声をかける。
「いいんだよ!ほっとけ!」
しかし、和子の後姿が泣きながら鞄を用意しているように見えたので幸吉は謝った。
「わかったよ…俺はモテませんよ。私は和子ちゃんだけだよ。はいすみませんでした」
すると和子は笑いながら空っぽの鞄を幸吉に見せた。
「ばーか!(笑)」
幸吉と和子はそのまま笑い合い仲直りするのだった。

夜、帰宅した建造は康子の店の前でみんなが建造の浮気が原因で芳子が出て行ったと噂している事を耳し、憤慨する。
「浮気などした覚えはない!!」
建造は家に帰ると梅子の前で大きな声を出した。
梅子は建造に芳子の家出の理由を尋ねるが建造は心当たりはないと答える。
「アイツこそ…俳句の会とかいって男と逢い引きするつもりだったのかもしれない」
「そんなわけないじゃない」
「勝手に出て行ったんだ!放っておけばいい!!」
「お父さんがそうやって突き放すような態度だから嫌になって出て行ったじゃないの?」
「…知らん!!」
建造は梅子の言った事に動揺し、部屋を後にした。

松子の家に夫・加藤が芳子と一緒に帰ってきたので松子は驚く。
そして直ぐに梅子に電話をして、芳子が見つかったと報告した。
「一日、銀座をぶらぶらして映画を観てその後うちにきたみたい」
松子は芳子に受話器を渡した。
「もしもし、梅子?ごめんなさいね。ウチの方はだいじょうぶかしら?」
「ねえ、どうしてなの?」
「どうしてなのかしらね…ずっと家の中にいたから外の空気が吸いたくなったのかしら」
芳子が松子の家にいると梅子は建造に伝えた。
「お父さん!お母さん末故姉さんの所に来たって!」
「そうか…」
電話を代わろうとするが建造は断る。
「お父さん、怒ってるんでしょうね…せっかくだから少し、孝ちゃんの面倒を見て松子を手伝おうかしら。家の事、お願い出来る?」
「うん、わかった。私とお婆様でなんとかする!」

ところが翌日、ボーリングに行った正枝が腰を痛めて運ばれてくる。
「年の事を考えるべきだったわ…」
「これじゃ、家事は無理ね…」
梅子は運ばれてきた正枝の状態を見ながらため息をついた。
信郎は光男にアドバイスを求める。
「じい様、こういうとき何か役に立つ事いってなかったか?」
「えっと…孤軍奮闘…いや、違うな…」
梅子は、家事は一人でなんとかするといいだした。

夕方、患者を送り出すと梅子はさっさと病院を締め買い物に行く準備を始めた。
相沢はロシアの恋人の話をしていた患者・村田が来ないことが気になっていた。
「あの人来ませんね?ロシアに行った…」
「私も早くお話の続き聞きたいです(笑)」
「そう言う事じゃなくて…早く税理士の息子さんを紹介して頂かないと確定申告が間に合わなくなりますよ」
「でも、すぐ戻ってくるんでしょ。大丈夫ですよ(笑)じゃ、あとお願いします!」
梅子が出て行くと相沢は引き出しからロシアの歴史の本を取り出しページをめくった。
「あ!」
相沢は、本に書いてあることに一瞬、驚くと数回首を縦に振った。

夜、買い物から帰ると梅子は夕食の準備を始める。
>まさに孤軍奮闘の梅子でした。

PR