連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年9月28日金曜日

梅ちゃん先生 第155回 あらすじと感想(9月28日放送)

最終週『上を向いて歩こう-第155回-』あらすじ(ネタバレ)

― 帝都大学付属病院の第二内科の研究室で山倉は弥生に恐る恐る尋ねた。
「弥生さん…で、どうなの?」(´д`ι)
「何が?」(゚Д゚)?
「何がじゃないだろ…この間の事。嫌なら嫌ってさっさと言ってもらった方がいいよ…」
「…あの後、おみくじ引いたでしょ?」
「よくなかったんだ?」
「あんまり…」
「僕は良かったから期待してたのになぁ…」
「大吉がでたの?」
「いや、末吉」
「末吉がいいの?」
「いいだろ?君は凶が出たの?」
「小吉」
「小吉?何だ小吉も吉のうちだよ。良い方に取ろうよ!」
その時、第二内科の電話が鳴ったので弥生は電話に出た。

「末吉を良いと思う山倉君と小吉を良いと思えない弥生さんが結婚すればなかなか興味深い結果を生みそうだ(笑)」
山倉の後ろにいた松岡が言った。
「…聞いてたのか」
すると電話を切った弥生が驚いた表情で電話の内容を山倉と松岡に告げた。
「うちの父が引退を65歳伸ばすことにしたって…占いでみてもらったら『今年は大きな変化を避けた方が良い』って言われたんだって…という事は当面、結婚の事を気にしないで研究を続けられるってことね!小吉も吉のうち…本当ね!ありがとうね!山倉さん!」( ゚∀゚ )
「…結婚の事は!?」(・∀・;)
「5年も猶予ができたんだからゆっくり相手を選ぶわ!」(・ω・)ノ
がっかりする山倉の肩に松岡がそっと手を置いた。

>昭和36年11月、梅子は診療所の仕事に忙しい日々を過ごしてました。
>千恵子はこの春、看護学校を卒業しある病院で看護士として勤務していました。

診療所を訪れた千恵子に相沢が目で合図をすると相沢が梅子に病院を辞めたいと言い出す
「今月いっぱいでこちらを辞めさせて頂こうかと思っています」
「え?どうしてですか?」
「私も年ですし…そろそろお役御免にしていただいてよろしい頃かと思いまして…下村先生も安岡さんも次の世代にお譲りしまいた。ですから私も」
「でも…相沢さんに代わる人なんて…」
「おります」
相沢は笑顔で千恵子を見た。
「ここで梅子先生と一緒に働きたいです。大きな病院よりこの町のお医者さんで働きたいんです。相沢さんにお話をいただいて婦長さんに話したら是非そうしなさいって言ってくれました。うちの両親もそれがいいって」
「よろしいでしょか?」
相沢に返答を促された梅子は少しの間考え、了承した。
「…わかりました。…千恵ちゃん、よろしくお願いします」
梅子は千恵子に頭を下げ、今迄働いてくれた相沢に感謝の気持ちを伝える。
「長い間、ありがとうございました」
「…いえ…こちらこそ…先生…」
相沢と梅子は握手をし、お互いに微笑みあった。

新幹線に信郎の取り組んでいた部品が採用され信郎は大はしゃぎで梅子達に報告した。
「おい!!やったぞ!!!新幹線の台車テストが成功したそうだ!」
「え!?おめでとう!!」
「新(あらた)!!父ちゃんやったぞ!!諦めないでよかった。でも本番はこれからだ!」
信郎は新幹線の『新』の字をつけた次男、新(あらた)を抱きかかえた。

>次の日曜日、信郎の仕事がうまくいった御祝いに皆が集まりました。
「信夫君、本当におめでとう!」
建造は信郎のグラスにビールを注いだ。
「ありがとうございます!」
「それで新幹線の開通はいつなんだ?」
信郎の仕事の祝いにかけつけた竹夫が信郎に尋ねた。
「まだ先です。これからのテスト走行で計画通りの250キロ出せるかどうか。そこにかかってるんですよね」
その時、松子の息子・孝介が梅子の子・太郎にちょっかいを出していたので松子が叱った。
「孝介!太郎ちゃんいじめるんじゃないの!…最近反抗的で」

松子が梅子と静子に言うと建造と幸吉がいつもの口げんかを始めてしまう。
「小さい頃のしつけが肝心だ」
「いいだよ!そんなものは適当で!子供は元気が何よりだ!」
「それでお前みたいないいかげんになったらどうする!?」
「お前みたいに堅っ苦しくなるよりましだってんだよ!!」
2人の会話を聞いていた和子が呆れて笑った。
「もうずっと同じ事いってる(笑)」
その時、加藤が竹夫に食後に飲みに行こうと誘うと建造も行くと言い出す。
建造の言葉に場の空気が一瞬固まってしまう。
「…たまには帰ってきたんだいいじゃないか」

― 食後、梅子が後片付けをしていると心配そうな顔をした芳子が梅子に話しかけてくる。
「梅子…さっきのお父さん見てどう思った?自分から飲みに行くなんて…近頃、お父さんの様子がおかしいの。時々何も言わずに出かけたりするの…家にいても、わそわしてて…」
「…患者さんの心配でもしてるんじゃないの?」
「そうかしら…」
不安げな顔になりながら芳子が台所を去ると入れ違いに幸吉が梅子の前に現れる。
「へへへへ(笑)。…聞いたぞ~そりゃ、コレ(小指)だな(笑)…何も言わずに出かける、家でソワソワしてる。他に何があるってんだい?」('v')
「お父さんがそんな…(苦笑)」(・∀・i)
幸吉は自分に任せろと梅子に伝えると康子の店に向かったので梅子も慌てて追いかける。
すると家に帰ろうとしている建造と道端で出会う。
「もうおひらきにするそうだ」
「今、お前に聞こうと思って来たんだ。芳子さん、心配してたぞ?てめえの様子が最近おかしいってよ!分かってる分かってる…コレ(小指)だろ?(笑)」
「お前はそれしかないのか…」
「違うのかよ」
「…そうか、お母さんは気がついていたか…」
>建造に一体何があったというのでしょう。

『梅ちゃん先生』第155話の感想とレビュー

あれだけ引っ張った信郎の新幹線エピソードでしたが、最終回を目の前にして「やったぞー!本格的に採用されたぞー!」で終了です。
正直、新幹線ネタとか安岡製作所のエピソードとか多すぎだと思っていましたが、さすがにこれではあんまりです(笑)
明日で最終回とは、なかなか思えないような引っ張り方ですが、スペシャルを見越しての展開になるんでしょうかね。

PR