連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年9月29日土曜日

梅ちゃん先生 最終回 あらすじと感想(9月29日放送)

最終週『上を向いて歩こう-最終回-』あらすじ(ネタバレ)

建造から理由を聞いた梅子は驚きのあまりに大きな声を出してしまう。
「えー!?…お父さん!?」Σ(Д゚;/)
その梅子の驚いた声を聞いて竹夫達が店から出て来た。
「おいおい!どうかしたのかよ!?」*゚Д゚)*゚д゚)
建造は梅子と幸吉に小声で、話た事は黙って置くように指示した。
「…なんでも何でもない…ただお父さんが…」
梅子が建造の話を言いそうになると建造が睨んだので梅子は作り話で誤魔化した。
「…空飛ぶ円盤を見たというから!」ヾ(・ω・`;)ノ
建造は梅子の作り話に付き合うことになってしまう。
「…確かに見えたんだ(汗)」(-ω-;)

梅子が診療所で建造の事を考えていると帝都大の松岡から電話が鳴った。
「君に一つ報告したいことがあってね、実は助教授になったんだ」
「研究一筋に頑張って来た甲斐があったわね!本当におめでとう!」
「ありがとう。これまでの研究成果をいよいよ実践していく段階に入れそうだ」
「弥生さん達もよろこんでくれたでしょう(笑)」
「弥生さんは僕の後に続くつもりだと喜んでくれた。…山倉君はどうもそれどころじゃないんだ。弥生さんに結婚を事実上断られたんだ」
松岡が山倉の席を見ると山倉の寂しそうな背中が見えた。
「え?そうなの」
「失恋の痛手など一時の問題だ。それよりは『研究においてどのような成果を出せるか』大切なのはそっちだ。…そうだ!突然、今書いている論文の糸口が見えた!ちょっと待って!」
松岡は受話器を置くとブツブツ言いながら黒板にメモをしはじめた。
「松岡さん?もしもし!もしもし!?」

>そして次の日曜日の事です。梅子は皆に声をかけて集まってもらいました。
「おーい!みんな集まったか!?」
幸吉が集合した事を確認すると松子が建造と芳子が来ていない事を報告した。
しかし、梅子は建造と芳子は来なくていいと伝える」
「実は皆にお知らせがあるの。お父さんの事なんだけど…お父さんはいつでもムスっとしてあんまり笑った顔を見せた事がないでしょ?お父さん、一大決心をしたのよ…それが…」
その時、映っていたテレビに建造が現れる。
「ああ!!うわ!お父さん!?」「どういうこと!?」(゚Д゚;)(゚Д゚;)(゚Д゚;)
テレビ番組『のど自慢』で建造に出たことで竹夫達はパニックを起こす。
「一番目って聞いてない!…と、とにかく聴いてあげて!」(・ω・; ゞ
梅子も驚きながらも、集まった全員に建造の歌を聴くようにお願いした。

「上を向いて歩こう~涙がこぼれないように~♪」(`・ω・´)
テレビから聞こえる建造の歌声に竹夫や信郎達は最初はポカーンと聴いていたが、歌の終盤に差し掛かる時には皆で楽しそうに合唱していた。
歌い終わると合格の鐘が鳴り、テレビには照れくさそうにする建造の顔が映った。
「ああ!お父さんが笑ってる!(笑)」
「本当だ!笑ってるよ!」
松子と竹夫がテレビに映る建造の表情を見て喜んだ。

司会『どちらのほうですかお住まいは?』
建造『千葉県長生郡からまいりました。いや本籍は大田区蒲田!』
司会『手を振ってらっしゃる方はどなたですか?』
建造『家内です』
テレビには小さく手を振る芳子が映ったので正枝達ははしゃいだ。
司会『応援にきて頂いたんですか?ああ喜んでらっしゃいますワラお名前をどうぞ!』
建造『下村建造です!』

幸吉「ちくしょーこのやろう!やりやがったな!負けたよ!」
梅子達は建造の健闘を称えテレビに向かって拍手した。

― その夜、建造と芳子も家に戻ってきて加藤の母親も下村家にやってきた。
梅子と幸吉だけが建造の“のど自慢”出演の話を知っていたと伝えたので正枝は建造に秘密にしていた理由を尋ねた。
「なんで黙ってたのよ?」
「…どうにも照れくさくて…当日まで黙っているように私が頼んだんです」
「私にも昨日やっと教えてくれたんですよ(笑)」
芳子が笑いながら義母に報告した。

松子「でもどうしてのど自慢に出たの?」
建造「少しは自分が変わる良い機会を持ちたいと思ってな…」
芳子「時々出かけていたのはこっそりでかけていたんですって(笑)」
正枝「だったら鐘を鳴らす必要なんかなかったじゃないの?」
建造「この男(幸吉)にだけはバカにされるのはいやですから!」
幸吉「なにいってやがんだ(笑)」
松子「…で、お父さん、少しは変われそう?」
建造「知らん!」
梅子「お父さんは変わるわ」

その後、梅子と松子と竹夫は縁側からまだ蕾もつけていない梅の木を見上げた。
竹夫「人生何がおこるかわからないな…」
松子「本当ね…平凡な人生でも結構色々とあるものね」
梅子「これからもいろいろありそうね」
松子「家族で助け合えばなんとかなるわ」
竹夫「新しい家族も増えたしな…」
梅子「松子姉さん、竹夫兄さん、これからもよろしくね」
松子「何しろ私達は歳寒三友だから冬の寒さの中でも緑を保つ松と…」
竹夫「えーと…雪の重さに負けずにすくっと生える竹…」
梅子「…私は寒さの中で花を咲かせる梅」

― ある日、梅子は庭の梅の木が花を咲かせている事に気がつき、かつての松子の婚約者・
吉岡智司から言われた言葉を思い出していた。
『梅の花は春一番…桜よりも早く咲いて皆に希望を与える花だ!
 …君もそんな人になれると思うよ』

「梅子、どうした?」(*゚ω゚)ノ 信郎が梅子に声をかけてきた。
「・・・少しはなれたのかな?そんな人に」
「うん?…お!咲いたか!」
「今日も頑張ろう!フフ(笑)」

『梅ちゃん先生』最終回の感想とレビュー

忘れた頃に吉岡さんという締めくくりの最終回で終わり方としては、良かったんではないでしょうか。消化不良の箇所は恐らくスペシャルで放送するんでしょうし。
ただ建造が『変わろう』と思った経緯や昨日まで大活躍だった広志について全く無かったというのがちょっと残念でした。
とにかく10月のスペシャルを期待します。そこで語られるのかな?

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