連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年6月16日土曜日

梅ちゃん先生 第66回 あらすじと感想(6月16日放送)

第11週『すれちがう気持ち』あらすじ(第66回)

「昼間から飲んでいいの?仕事は?」
康子の店で昼から酒を飲んでいる幸吉を康子が心配そうに尋ねた。
「いいんだよ。うちにはノブがいるんだよ」

その頃、信郎は新しく雇った若者・木下に作業を実演しながら教えていた。
「これで粗挽き完了だ。…じゃ、やってくれ」
「うっす!…えっーと…すみません。粗挽きって何ですか?」
木下が全く経験がないことを打ち明けあられた信郎は愕然とした。
「前田さんがアンタなら大丈夫って言うから雇ったんだぞ…だからこの仕事受けたんだぞ」
「そんな事言われても…仕事あるから行けって言われただけで…」
「親父は飲んだくれてるしよ…」
信郎は大量に積まれたダンボールを見ながら呟いた。

夜、梅子が松岡の事を思い出して部屋で悶々としていると松子が部屋に入ってきた。
梅子は松子が断わった見合いについて尋ねてみた。
「ねえ、どうしてお見合いの人ダメだったの?いい人だったんでしょう?」
「…いい人だったし、尊敬はできるかもしれない。私の事守るって言ってくれた。でも、守るってなんか少し違うような気がするの、対等じゃないような…『お前は弱い、ちっぽけな人間だって』言われているような気がして…わがままかな?」
「ううん、そんなことない」

すると外から信郎と幸吉の怒鳴り合う声が聞こえガラスが割れる音が聞こえる。
梅子と松子が慌てて隣の家に行くと加藤が腕から血を流して倒れていた。
「どうしたの!?」
「俺達のケンカを止めようとして…」
幸吉の家にあがり、梅子は加藤の治療のため腕に包帯を巻いた。
「すまねえな、かみさん、親戚のとこいっちまって」
「注射は苦手だけど包帯捲くのは上手いの」
信郎は何も言わず家を出て行ってしまう。
「どうしてケンカになったんですか?」
松子の質問に幸吉は信郎が雇った人間が全く使えず注文をこなしきれなくなったと説明した。「素直に俺に謝って助けてくれと言えばいいもんを…あのバカ意地ばっか張りやがって」
「私見てくる!お姉ちゃん、あとお願い!」
「いいよ。1人にしてやってくれ。一人前になるにはこういう事も必要なんだよ。工場をやってくにはな、どの注文受けるか断るかそういう判断も必要なんだよ。時には余裕があっても注文断ったり、無理してでも受けたり…そうなったら理屈じゃねーからよ。多少失敗して覚えてくしかないんだよ。…だから今、苦しむだけ苦しまさせてやってくれ」

「ほう!そうやってる2人をみてると意外とお似合いだな~(笑)」
幸吉は松子にヘラヘラしているように加藤は見えるが意外に見所があると紹介した。
「2人結婚したら結構上手く行くんじゃないか?どうだい?」
「松子さんはお見合いなさったんでしょう(苦笑)」
「断りました(笑)」
「え?・・・そ、そうなんですか?」
すると幸吉が建造の義理の息子になることが気持ち悪いと意見を変えた。
「結婚やめろ!この話、忘れてくれ!加藤、松ちゃんから離れろ!」

加藤は帰り際、見送ってくれる松子に幸吉の言った事は気にしないでくれと伝える。
「してませんから(笑)」
「そうですか…」
面倒見がいいと松子が褒めると加藤は松子がいたから、この辺りを営業していて成り行きで幸吉との付き合いが始まったと説明した。
「もしお見合いが上手くいったのならこんなこと言わないつもりでした。僕は真面目さには自信があります!周囲の皆さんにはそのように評価して頂いてます」
「…私もそう思います。」
「気の弱い所はありますが、しっかり者の松子さんなら補っていただけるのではないかと…つまり…僕が言いたいのは…け、結婚してください!」
2人を遠めから見ていた梅子と松子は、突然のプロポーズに面を食らってしまう。
「どうかご検討下さい…では失礼します」
加藤は逃げるようにその場を立ち去った。

夜、並んで寝ている松子に梅子が話しかけた。
「結婚、申し込まれたね」
「うん・・・・・・・」
「どうするの?」
「・・・・・・・・・」
「凄く正直な人ね」
「うん」
「自分の気持ちに正直に慣れるっていいね。はあ・・・・(ため息)」

翌日、梅子が病院の廊下を歩いていると弥生が話しかけてくる。
「どうしたの?怖い顔して」
ちょうどその時、松岡が研究室から出て来たので梅子は松岡を追いかけた。
「松岡さん!お…お話があるんです!」
「ちょうどよかった!僕も話したい事があって…」

「ついに告白か?(ニヤリ)」
弥生と山倉が聞き耳を立ててるは知らず松岡と梅子は誰もいない部屋に入っていった。
「すいません急に・・・・お話しする事があって・・・・」
「はい」
「・・・・・・・お別れする事になりました」
「え!?」
「下村先生から青森への転勤を命じられました…青森って冬は寒いんでしょうか?」
「そ、そりゃ寒いでしょう・・・」
「そう・・・・ですか」
「・・・あ、あの・・・・・暖かくしていってください」
>梅子は自分が何を言ってるいるのかわからなくなっていました。

『梅ちゃん先生』第66話の感想とレビュー

今日の梅ちゃん先生、ドラマ中の弥生と同じような顔で見ていたのですが、まさかの青森行き。加藤が松子にプロポーズをするのも「意外に早っ!」って驚きました。
土曜日は月曜日に繋げるため色々としかけてきますね~
信郎は来週、竹夫のオフィスに雲隠れするような予告が流れてましたね。
信郎は竹夫と組んだらいいんじゃないか?と前から思っていただけに予告をみて『キター!』ってちょっと嬉しくなりました(笑)
松岡の青森行きを告白するシーン、梅子もでしたが松岡もかなり動揺してましたね。
『青森の冬は寒いか?』とは博識の彼らしからぬ質問で笑えました。

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