連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年9月3日月曜日

梅ちゃん先生 第133回 あらすじと感想(9月3日放送)

第23週『みんなの宝物-第133回-』あらすじ(ネタバレ)

>昭和33年3月梅子は臨月を迎えていました。
ある日、梅子は道端で検診帰りの妊婦から話しかけられる。
「臨月になってから妙にお腹が空きません?つい食べ過ぎちゃって…」
「それでいいんですよ。お腹が空くって言う事は赤ちゃんが下に下がって来て医の圧迫感が無くなったという事なんです。出産の時は何時間も食べられませんから今のうちに栄養を取っておいた方が良いですよ」
「さすがお医者さんですね。でも…お医者さんにもどうにでもならないことありますよね?」「何がですか?」
「…浮気です」
妊婦は梅子の耳元で小さい声で囁いた。
「男はこういう時、必ず浮気するんです!もしかして…お宅のご主人だって…」
「うちは、まさか…」
「油断大敵ですよ…」
妊婦はにやりと不敵な笑みを浮かべながら去って行った。

昼食時、安岡家で皆で食事をしていた幸吉が呆けながら食事する木下に気がついた。
「きのやん!どうしたんだお前?」
「…何でもないです(笑)」
すると光男が木下は駅前の喫茶店の店員の事が好きになったと打ち明けた。
「言うな、この野郎!!」
木下は光男の頭を叩いた。

夜、竹夫と静子が下村家に訪れる。
「触ってもいいかしら?」
静子は梅子の大きくなったお腹を嬉しそうに触った。
「…動いた!(笑)」
その様子を隣で見ていた竹夫が笑った。
「梅子が母親になるのか…なんだかまだ信じられないな(笑)」
「梅子の心配してる場合か。会社の方はどうなんだ?」
建造が竹夫に尋ねた。
「なんとかやってますよ。協力してくれる人もいて…」
「そうか…」
「それはそうとあなた達いつお式を挙げるの?」
芳子が結婚式について尋ねるが竹夫は式は挙げずに入籍すると伝えた。
「会社を建て直すに忙しいし第一結婚式をやる金もないし…」
建造は金を出すと言い出すが竹夫は断わった。
「結構です。自分達でやりたんです!」
「…竹夫がそこまでいうならそれでいいだろう」
建造が納得するが芳子は静子の両親についても気になり二人に質問した。
静子は両親へは2人で挨拶するだけですますことを伝えた。

梅子は帰宅する竹夫と静子を外まで見送ろうと家を出ると工場の機械が気になるといって工場に戻っていたはずの信郎が若い女性を工場に入れようとしている姿見えた。
しかし女性は信郎の誘いを断わり逃げるように去って行ってしまう。
信郎は工場の扉を閉めると、梅子達が自分を見ていることに気がついた。
「いや!あれは…あの…その…これは…梅子!」
「知らない!!」」
梅子は怒って家の中に戻ろうとしたときに蹲ってしまう。
「梅子さん!?」
慌てて静子は梅子に駆け寄った。

梅子を診療所に運び、芳子は取り乱す信郎に家にもどるように指示した。
「ノブの…バカ!」
梅子が苦しそうに信郎の悪口を言ったので芳子は驚く。
一方、下村家に梅子の陣痛を聞きつけた幸吉と和子が慌しく入ってきた。
「もう産まれるんだって!?急じゃねえか!何時頃産まれるだ!?」
「騒ぐな!」
建造が興奮気味の幸吉を注意した。
「そっちは松っちゃんの子がいるけどこっちは初孫なんだよ!騒いで何が悪いんだよ!」
「騒いだからといって早く産まれるわけではない!」
湯を取りに家に戻ってきた芳子に信郎は尋ねた。
「あの…梅子、何かいってませんでしたか?」
「そういえば…ノブのバカって…」
「やっぱり…」

湯の準備を終えて診療所の戻った芳子は梅子に信郎から聞いた話を伝えた。
「梅子、信夫君、浮気なんかしてないのよ。あれは木下さんの好きな人なんですって(笑)」「え?」
「木下さん、自分で気持ち言えないから代わりに行ってくれてって頼まれて…そしたら振られちゃったんですって…信夫君が浮気なんかするわけないでしょ(笑)」

早朝、信郎は産声が聞こえたので下村家で寝ている人達を起こした。
「産まれた!産まれた!起きて!!起きて下さい!!」
すると次の瞬間、芳子が元気な男の子が産まれたと下村家に入ってきた。
「やったぞ!跡取りができたぞ!!ノブ、何をぼーっとしてんだよ!馬鹿野郎!」
「おめでとう!!」
「信夫君、おめでとう!!」
「ありがとうございます!!ありがとうございます!」

梅子は自分の子供を確認すると診療所に静かに信夫が入ってきた。
「これが俺たちの子か…」
「うん」
「ご苦労さん、ありがとうな…バカ、お前、俺が浮気なんかするわけないだろう(笑)」
「だって…」
「もういいんじゃないのそのことは」
芳子になだめられると信郎と梅子は愛おしそうに寝ている赤ん坊を見た。

『梅ちゃん先生』第133話の感想とレビュー

先日、チラッと『踊る大走査線スペシャル』を見たら、定食屋“みかみ”のご主人・和也がワンさんとか言う名前で中国人でした。(笑)
それはさておき、無事出産しましたね。産まれてくる子は女の子とばかり思ってましたが…まあ、これで安岡製作所も安泰ですね。
だんだん朝ドラ・前々作品“おひさま”終盤に似てきているような…。

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